カナダ・モントリオールで世界フィギュアスケート選手権が開幕。
日本時間22日、ペアフリーが行われ“りくりゅう”こと三浦璃来&木原龍一組が銀メダルを獲得した。

昨季、主要国際大会を全て制する年間グランドスラムを達成したりくりゅう。
しかし、今季は木原のケガでシーズン前半を欠場。2月の四大陸選手権で復帰戦を果たし2位表彰台だった。

世界選手権2連覇に向けて、フリーを変更。用意した演目はかつて北京五輪シーズンに滑った「Woman」。りくりゅうが注目される“きっかけ”ともなった思い入れのあるプログラムで勝負に出た。

ショート2位で迎えたそのフリー、最終滑走の二人に必要なのは前カップルが出した得点を上回る148.03以上が必要だった。

演技冒頭からりくりゅうらしさ全開の滑りと技術で会場を包みこむ。リフトは全て最高評価のレベル4を獲得。ミスはあったものの強いりくりゅうが帰ってきた。

得点は144.35。フリーではトップの得点を獲得したものの、逆転の連覇とはならなかったが、二人には会場から温かい拍手が送られた。

世界フィギュアスケート選手権2024
3月22日（金）男女ショートよる7時～
3月24日（日）男女フリーよる7時～
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