♪どうしよう〜What Should I Do? 舞台『世界連愛四部作〜ジョンとヨーコの物語』劇中歌(2024年公演予定)
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 Published On May 1, 2024

「♪どうしよう?」は、シェークスピアの名言「人生は選択の連続である」に学びを得て生まれた人生のシフトソングです。選択に悩んだ時の答えは「自分に還る」こと=Retuen To Myself。本当の自分に目覚め、自分探しをする曲で、作者自身の”五月雨式”に苦労の日々が続く自己体験をもとに多くの人と分かち合いたいと思い、この曲を作り歌りました。「これからどうしよう?」と悩む人生の迷子になった人に、そして自分に向け贈ります。

この曲は、ジョンとヨーコの前世を辿り、
第1部 縄文時代の男女アーティスト(如雲と洋子)
第2部 平安時代の源氏と恋人
第3部 中世のロミオとジュリエット
第4部 現代のジョンとヨーコ
と四つの時代を超えて繋がるサークルオブライフ(輪廻転生)の永遠の恋人を描く2024年公演予定の舞台『世界連愛四部作〜ジョンとヨーコの物語』劇中歌で、2013年川﨑麻世・紫とも主演舞台『ロミオとジュリエットその後』の中でロミオの独白シーンでシェークスピアの名言の後歌われます。10年後、100年後も続く世界文化遺産としてジョンとヨーコのメッセージを未来に繋いでいく永久公演ミュージカルを目指しています。

<撮影録>
本ミュージックビデオの撮影は、2024年4月6日(土)東京で桜が満開となった花曇りの週末のお茶の水からスタートした。「聖橋」でカメラマンと待ち合わせし、線路を跨いで江戸時代の幕府直轄の学問所跡の「湯島聖堂」に向かった。

思えば、49年前の1975年4月、大学入学の春もお茶の水の線路端には同じように桜が咲いていた。よく僕らは「画翠レモン」で待ち合わせ、学生街の坂道の多いお茶の水で過ごし、土手沿いを飯田橋、市ヶ谷と歩き四谷や千鳥ヶ淵まで歩いた。そして翌年の春、大失恋をした。

・・・その後の人生で、僕は辛い時、悲しい時など、いつもここに来て湯島聖堂の孔子像の前で尊顔を仰いだものだ。 

孔子は、釈迦、ソクラテス、キリストと並ぶ世界の四大聖人と称されるが決して聖人君子ではなかった。酒や音楽が好きで子孫を残すが離婚を経験するなど人間味に溢れる。

「子曰く、譬(たと)えば山を為(つく)るが如きに、未だ一簣(いっき)にして止むは、吾が止むなり。譬えば地を平らかにするが如きに、一簣を覆えして進むと雖(いえど)も、吾が往くなり。」
(大意)山を作ろうとする時に、あと一杯の土を盛ればで完成するとしてもそこで止めてしまえば自ら止めたことになる。土地を平らにしようとして一杯の土を入れただけであってもそれだけ前進したことになる。物事はやり続けて止めなければ失敗したことにはならない。

ジョンレノンも孔子と同じ17歳の時に母を亡くし、父も行方不明で孤児として育ちながら夢を抱いて音楽に励んだ。結局、困難な時に止めるのも進めるのも自分次第ということ。

孔子は遅咲きの苦労人だった。母一人子一人で育った孔子は貧しさの中、勉学に励み50代になって大臣にまでのぼりつめたが政争に敗れ長い亡命生活を送った。こうした孔子の経験が、含蓄ある「論語」の言葉を生み出している。孔子は中国の春秋時代、紀元前442年魯の国に生れた。諸国が分立し下剋上が方々で起こる乱世で、「吾十有五(じゅうゆうご)にして学に志し、三十にして立ち、四十に惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従う、七十にして矩(のり)を踰(こ)えず」という人生を送った。

2500年の時を超え、偉大なる先達の像の下で僕はこの曲を噛み締めながら歌ったあと、湯島聖堂を出て、丸の内線のトンネルを出入りする赤い車両が行き交う地下鉄では珍しいポイントで歌い、桜と水鳥のコラボシーンを撮影したあと、渓谷を跨ぐ「お茶の水橋」を渡り、
「君とよくこの店に来たものさ、訳もなくお茶を飲み話したよ、学生で賑やかなこの店の片隅で聞いていたボブディラン・・・」
の♪『学生街の喫茶店』のモデルとも言われる「画翠レモン」に入る。店内は薄暗い洞窟のような壁面にアートと花が飾られ昭和の雰囲気が残っていた。49年前当時は駅前の6階建ビルの1階から3階が画材店舗、4階・5階がカフェになっていてよくそこで待ち合わせしたものだった。

そこから、今改装休館中の「文化人のホテル」として知られる川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、檀一雄など多くの作家が滞在した「山の上ホテル」、日本屈指の室内楽コンサート会場の「カザルスホール」前で撮影。

そして1971年1月、ジョンとヨーコが参拝で訪れた靖国神社に行き、平和を祈念した後、いよいよ最後の撮影地「千鳥ヶ淵」の桜並木に。大勢の花見客でごったがえす一方通行の遊歩道の中頃の「武道館」を正面に見る場所に立ち、ジョンを思い、ギターと拳をジョンのように振り上げて涙ながらに歌い上げた。

  〜・〜

「人生の迷子になった時」何をなすべきか、それは立ち止まること」。

子供の頃、迷子になったら動き回らずにじっとしていなさいと言われたもの。しかし悲しい哉、大人になると迷子の自分を探して助けに来てくれる大人はいない。動きながら自分の位置を確認するのは至難の技で、まず立ち止まり、自分が今どこにいるかを確認しよう。

今までの歩みを10年単位で振り返ると、失恋、失敗、挫折の中に必ず「宝物」が眠っている。時間が経った今でも思い出すと辛くなる、そんな過去がある。人生は10年で春夏秋冬のサイクルが巡る、今僕は2回目のサイクルの途中。大きな流れの中で今日という1日がこのタイムサイクルの常に「起点」になっている「転機」なのだ。

自分が今、人生のどこに立っていてどこに行こうとしてるか、それを自分自身の軌跡から知ること。

迷った時、どの道を行くかは、これまでの自分の人生が教えてくれるもの。きっと今日のシフトで明るいビジョンが見えてくるはず!もがいた先には想像もしていなかった明るい未来が拓けているはず。そう、振子の中心は自分だから。

・・「人生は長い、愛は短い、どうしよう?」by 縄文土
(ジョンとヨーコが1971年1月参拝した靖国神社を通り、ジョンが1966年6月ビートルズで歌った武道館を望む千鳥ヶ淵にて)

<歌詞>
♪どうしよう〜What Should I Do?
歌 ジャンモンド
作詞作曲 縄文土

【1】
何もかも うまくいかない
期待すれば 外れる
そんなとき 人はすぐに
誰かのせいに してしまうけど

コントロールできないものに
頼っていてもしょうがない
自力でやるしかない
今そう思うと 楽になれる 

(サビ)
人生は長い 愛は短い
君はいない どうしよう?

Life was meant to be lived
Dreams must be kept alive
Never turn my back on life
For whatever reason

【2】
人はすぐ他人にレッテルを
貼りたがるけどそんなもの
すぐ剥がれてしまうのに
意味もない ねえそうだろう

人は主義を言いたがるけど
主義なんか いらないと
ジョンレノンも言っていた
大切なのは 自分自身 

(サビ)
世間は冷たい 恋は短い
君はどこに どうしよう?

ウー何があっても アー払い戻しはない
欲求に際限はない 保険もきかない

(転調)
人生は長い 愛は短い
君はいない どうしよう?

Life was meant to be lived
Dream must be kept alive
Never turn his back on life
For whatever reason

人生は長い 愛は短い
君はいない どうしよう?
君はいない どうしよう?

(朗読)
人生は、生きるためにある
夢は持ち続けなければならない
人生に背を向けることはない
どんな理由であれ

ラララ ラララ
ラララ ラララ
どうしよう?

<作品データ>
タイトル:♪どうしよう〜What Should I Do?
詩曲:縄文土
歌:ジャンモンド Gens Mondo
演奏:DAISUKE Band
レコーディング・ミックス:四谷スタジオチータ
レコーディング日:2023年1月30日
ロケ日:2024年4月6日
ロケ地:お茶の水駅〜聖橋〜湯島聖堂(孔子像前)〜丸の内線トンネル〜画翠レモン〜山の上ホテル〜カザルスホール〜靖国神社〜千鳥ヶ淵(武道館前)
撮影:可児友邦
動画編集:縄文土
制作:MONDE MUSIQUE LLC.
(c)2024 East Dig Agency

Dedicated to John Lennon

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