丸ノコの一番基本的な直線カット冶具です。
コンパネや合板などの長い直線を正確に、そして安全に切断する目的で使用します。
通常、合板のカット部を直接ガイドとして用いるのですが、摩耗のせいなのか、長く使っていると直線が狂ってしまいます。
意外と耐久性がありませんでした。

そこで、耐摩耗性のあるアルマイト処理されたアルミアングルをガイドに用いることにしました。

今回作った冶具は全長1820mm。
このサイズになると金属のアルミアングルがフニャフニャに歪むので墨ツボで直線のラインを引き、そのラインを目安にしてアルミアングルを固定しました。

精度はこの冶具を使って切断した切り口同士を合わせて見たところ、目測で0.5mmに満たない程の隙間ができました。
という事は片側0.25mm以内の誤差という事になります。
精密な切断はできませんがまぁまぁ使い物になる冶具だと思います。