伊周を切ったことが全ての悲劇の始まり 一条天皇の選択と失敗【光る君へ】

 Published On May 5, 2024

参考文献
繁田信一『天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代 (角川選書)』
https://amzn.to/4czyJy1
倉本一宏『一条天皇(人物叢書) 』
https://amzn.to/4cEFyhO
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定子だけでなく伊周とも親しかった一条天皇は、当初は伊周の関白就任も視野に入れていたとされますが、道兼 道長を推す母 詮子の意向もあり、伊周の関白任命は断念します。
ただし、一条天皇には、伊周に関白は任せず政治を安定させながらも、今まで通り定子だけを愛したいという相反する2つの望みがあったと見られます。
どっちつかずな対応の末、道兼の急死で道長が権力者になったことで相反する2つの望みを手に入れる仮初めの成功を収めますが、その副作用とばかりに伊周が暴走を始め、一条天皇の大切な物は壊されていきました。
今回は、定子への愛を貫くには不可欠な中関白家の権勢を、政治の安定を優先したがゆえに自らの手で終わらせてしまい、伊周の暴走を招き本当に大切にしたかった定子までもを失うことになってしまった一条天皇の選択の背景について紹介します!
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【画像引用】
大河ドラマ光る君へ公式サイト
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#光る君へ #一条天皇 #定子  #大河ドラマ

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